LINK
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2016年 10月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 検索
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
投稿が遅れてすいません。
稲船塾を卒業して感じたことと将来について書こうと思います。 私がこの塾で学んだことはゲームの企画のほんの初歩つまり、企画とはどのような着想から生まれるかということです。なぜなら、私たち「Diver」の考えた企画書はどの様にして遊ぶかという事を考えていなく、いざ「アイディア」が生まれても企画の制作進行が進まなかったからです。しかし、私にとってこのような事は当たり前でした。そして、毎週開かれる「稲船敬二」塾長の評価とゲームデザイナーとしての心構えを聞くことでも自分にとっては大いにプラスになりました。つまり、稲船さんのから色々話を聞くことで今後の企画書の勉強の精神的な支えになったということです。将来については、私は自分のゲームデザインに沿った会社を選ぶ気概が増えました。なぜなら、企画書の勉強をこなすことで、私はこういうコンセプトでゲームを作って生きたいというスタンスを持ち始めたからです。これらの将来に対する変化は稲船塾に通っていた影響が大きかったと私は思います。 短い間、未熟な所がありましたが、本当にありがとうございました。 今後も、稲船塾で知ったことを生かしていこうと思います。 ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 16:46
| 第三期
チーム「Diver」でディレクターを務めさせていただいた、伊藤望です。
「ゴキブリ」で相手に「嫌がらせ」をするゲーム企画。 ゲームの流れもルールも確立し、順調に進んでいたように見えていましたが、 肝心の「目的」を設定する際に、大きく躓きました。 このゲームをプレイして、プレイヤーは何が得られるのか。 それは「嫌がらせ」をすることで得られる高揚感や達成感であるべきはずです。 それを提供するには、実際の相手のリアクションを入手することが効果的なわけですが、 柔軟に解決することができませんでした。 ゲームの目的が迷走してしまい、明確な方針を立てられず、 チームメンバーをやきもきさせてしまい、 終いには一から企画を考えることになってしまいました。 この稲船塾の目的が、各チームのゲーム企画の完成ではないとはいえ、大変不覚でした。 また、ディレクターという役目を頂けたおかげで、 稲船さんに毎回のプレゼンをさせて頂くという、貴重な経験を得ることができました。 相手の立場に立たず、自分の言いたいことだけを、 伝えたいことだけを話すことはプレゼンとは呼びません。 私のプレゼンも、今振り返ってもプレゼンとは呼べない程ひどいものでした。 相手が知りたいと思っていることを察し、プレゼンの最中であっても臨機応変に 言葉を選ぶことは、一朝一夕には身に付きません。 ですが私は必ず修得したいと思っています。 まだここで学びたいことがたくさんあります。 しかし私たちは稲船塾でを学んだことを生かし、ゲーム業界で活躍する義務があります。 私はこの稲船塾に来て、二つの目標ができました。 一つは稲船さんのような、自信に溢れ、物事の本質を見抜く力が有り、 何より伝えることを惜しまない人間になること。 そしてもう一つは、無理やりにでもcomceptさんに殴りこみにいって、 稲船さんを心から「面白い!」と言わせるゲーム企画をプレゼンをして いつか汚名返上をすることです! コンセプトとは、ゲームの中にキラリと光る、面白さの核。 "女"稲船敬二を目指して、強くなります! チームDiverの皆さん、小野さん、中村さん、comcept社員のみなさん、 そして稲船塾長、本当にどうもありがとうございました! ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 15:05
| 第三期
チームDiverの服部昂大です。
時の流れというのはあっという間で、 11月から始まったこの稲船塾も名残惜しいですが今回で最終回となります。 まだまだたくさんのことを学びたいと思うのが本心ですが、そんなことも言ってられず・・・。 稲船さんによる最後の講義が行われました。 稲船さん、そして稲船塾という場所から教わったものは、 これからゲームクリエイターを目指す上で、とても大切なものになると思います。 特に最後まで稲船さんが言っていたのは「プレゼンテーション」についての事で、 プランナー、やがてはディレクターやプロデューサーを目指す上で最も重要なこととなり、 どれだけその企画が面白いかを伝えるプレゼンテーションの場であり、 相手にいかに面白いと思わせるかの勝負であるとも言えます。 このプレゼンテーションをいかに成功させるかが、 ゲームクリエイターとしての成功に繋がるのだと思いました。 その他にも、ここには書ききれない程のことを学んだ稲船塾。 こんな経験を出来たこと、共に企画づくりに励んだチームメンバー、 それから最後まで我々塾生に対して真剣にたくさんのことを教えてくださった 稲船さん、小野さん、中村さんを始めとしたコンセプト社員の皆様に感謝を込めて、 本当にありがとうございました! ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 14:50
| 第三期
働きながら参加した稲船塾でしたが、とうとうこれが最後の講義となりました。
緊急の仕事が入り、仕事を優先し休んだことも度々でした。 最後は企画を上手くまとめようと必死に深夜まで企画書を作ったりしていました。 そうなると、途中で稲船塾を辞めたら楽だろうなと思うこともありました。 そんな時一番のモチベーションになったのは、稲船さんの講義を聞くことでした。 最後の講義は第三回の講義でもあったプレゼンの話がありました。 ポイントは「相手のこと(立場)を考える」なのですが、 そこをベースにして話す内容、話し方(あり方)が相まって、自然に相手と会話しているようなプレゼンです。 稲船さんは、それが出来ている1人。 人を惹きつける会話ができる、とても勉強になる講義です。 今回稲船さんの公演を聞いて、同じようなことを考えている面白い人だなと思って、 稲船塾に応募して、受かって、時間が14時からだと知って、辞退しようかと迷ったり、 色々ありましたが、参加してみて良かったです! ここで学んだことを活かして、 チャレンジをどんどんしていきます! ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 13:55
| 第三期
最終回【三期生 Diver 萩原 汐香】
こんにちは!そろそろ花粉の時期ですね!最近くしゃみがひどくなってきました(´・_・`) まさかの花粉症デビュー!?萩原です。 先日稲船塾は最終回を迎えました。長かったような短かったうな、寂しいような、いろいろな気持ちがグルグルしてます。 稲船塾を振り返ってみると、悔しかったことが二つあります。 一つ目は、チームdiverの企画を最後まで完成させることが出来なかったという点です。 始めの方はこんなにスイスイ進んでいいのか!?と、疑ってしまうほど順調に企画が出来上がっていきましたが、残り三回という崖っぷち状態で泣く泣く企画のやり直しをしなければなりませんでした。その企画のキラリと光る良い部分を伸ばし、ゲームとして作り上げていくことができなくて悔しかったです。 二つ目は、自分の企画を上手くプレゼンすることができず最終的に採用してもらえなかった点です。 この時、チームでそれぞれの企画をプレゼンしましたが改めて伝えるということの難しさを痛感しました。そもそも、この企画自体コンセプトや世界観があやふやだったということもあり、撃沈でした。 しかし、企画を仕上げることが全てではありませんでした。 大切なのは企画を仕上げるまでの経緯で、どのように考え、どのようにアプローチしたかだと思いました。 そして、稲船さんにはその考え方や、物の見方、ゲーム制作においてどこを核にするのかを教えていただきました。 稲船さんは自分では思いつかない発想で物事を捉えていて、「そこまで考えるのかっ!」と、思ってしまうほど、勉強になりました。 私が稲船塾で一番成長出来たと思うところは、ズバリ 【考え方】 です。 普段は何気なくスルーしている会話や物事の裏側や真意を考えて、1のことから10学ぼう!100学ぼう!もっともっと吸収していこう!と、考えるようになりました。 最後に、稲船塾で経験したことや学んだことを、これからの生活や制作活動に活かして、稲船先生をも凌ぐゲームクリエイターになれるように頑張ります! チームdiverの皆さん!最後まで生意気なこと言ってすみません!今度どこかであったときは同じゲームクリエイターとしてお会いしましょうね! conceptのスタッフの皆様、四ヶ月間ありがとうございました。貴重な時間、機会を頂けたことに感謝です。 稲船塾生だったことに誇りを持ってゲームクリエイターの道を歩んでいきたいと思います! 萩原 汐香 ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 12:00
| 第三期
最終回ブログを書かせていただきます塚根です。
稲船塾もとうとう卒業ということになりました。 今回はこれまで講義を受けさせていただいての感想を書きたいと思います。 「伝えるということ」 講義を通して自分の思っていることを自分の思っている通りに理解してもらうことの難しさを 痛感しました。 伝えるということは決して自分の考えを適切に相手に提示することではなく、相手の立場に立ち、いかに自分に興味をもってもらい、もっと知りたいと思わせ相手に理解してもらうかだということを感じました。 稲船塾を終わってみてこの伝えるということが最も重要で最も難しいことだということを実際に経験しどうすれば伝わるのか試行錯誤できたという経験が自分の中で一番大きいものだったと思っています。 また、それを実現する上での目標が見つけれたのも自身の成果の1つでこれからこの目標を1つ、1つ達成していこうと思います。 「運の良さ」 これは講義内容とは関係ないですが、自身はとても運が良く、周りの人に恵まれた人間だということをこれまでの生活、講義を通して確信しました。 超ド田舎から出てきて東京で自分の好きなことを勉強でき、今回も数ある応募の中から稲船塾に参加でき、糞みたいな自己アピールだったにも関わらずディレクターという役割に選んでいただけ、講義内、グループ内で自分に足りないモノを発見でき改善点を模索できる・・・ この自分の運の良さ、環境の良さに怖くなることがありますが、この環境を無駄にしないよう より一層気を引き締め、目標に向けて取り組んで行かなければならないと強く思いました。 「最後に」 この4ヶ月本当に勉強になることばかりでした。 しかし、稲船塾長、小野さん、中村さん、ファンキングのみなさんから教わったことで言葉では理解できていても本質的には理解できていないところが多々あることを実感しています。 これらを1つ1つ少しずつでも理解していくことを自身の1番近くの目標において今後取り組んでいきたいと思います。 稲船塾長、小野さん、中村さん、株式会社comceptのスタッフさん、稲船塾のみなさん4ヶ月間本当にありがとうございました。 塚根孝政 ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 11:17
| 第三期
とうとう最後の稲敷塾になりました。
これまでの稲船塾を通して感じたことを踏まえて以下のような構成で書こうと思います。 ・稲船塾の感想 ・第三期の皆さんへ ・第四期生または応募しようと迷っている方へ ・稲船塾長、株式会社comceptの皆様へ 【稲船塾の感想】 四ヶ月。 長いと思っていましたが、短い期間だったなと感じます。 でもソーシャルゲームってだいたいこのくらいの期間で作りますよね。 そう考えると企画だけで四ヶ月というのは長いものなのかもしれません。 その四ヶ月の成果を最後の稲船塾で3チームとも稲船塾長にぶつけてみました。 結果は全チーム30点台 企画、プレゼンテーションともにぼろぼろでした。 最終的に私達の前に立ちはだかったのは自分自身の欲でした。 稲船さんに認められたい。 自分達の企画をしっかり伝えたい。 おそらく全員がそう思っていました。 この気持ちは確かに起爆剤となりますが、 プレゼンテーションでは相手を蔑ろにしてしまいます。 ゲームをプレイするのはユーザーであり、 企画を聞くのは会社のお偉いさん。 その切り替えがうまく出来ず、 ただただ自分の言いたいことしか言えていなかったのです。 「おもしろいの中には思いやりが含まれている」 最後のプレゼン及び稲船塾を通して感じたことです。 稲船塾長は様々な言い方で自分自身を客観的にみることの 重要性について説明していました。 客観的にみることで自分と他人両方を意識することが出来ます。 自分は相手に何を伝えたいのか。 相手は自分に何を伝えてもらいたいのか。 両方を考え、伝え方を工夫することでうまくコミュニケーションがとれるのです。 特に「おもしろさ」というのは稲船塾を通して、 伝え方がとても難しいと感じました。 だからこそ相手がどう感じるのか、 自分の伝えたいことはなにか(コンセプト)を常に意識しないといけないのです。 ゲーム作りに問わず、おもしろいものを作るというのは非常に難しいことでした。 ですがそのことを知れただけで十分貴重な経験だったと思います。 まだ稲船塾で学んだことを全部しっかりと理解出来ていると思いませんが、 これからのもの作りで次第に気づいていこうと思います。 【第三期生のみなさんへ】 四ヶ月間、みなさんがいてくれたおかげでとても良い経験が出来ました。 Diverのみなさん、一緒にゲームを考えることが出来てとても良かったです。 同じを志を持つ同士、またいつか再会出来る日が来ると思います。 または作ります。 稲船塾というコミュニティが四ヶ月だけのものではなく、 もっと長い縁になればいいと思います。 そして、これからのエンターテイメント産業を塾生のみんなで盛り上げていきたいです。 みんな、ありがとう!また会いましょう! 【第四期生または応募しようと迷っている方へ】 稲船塾を卒業した一個人として後の塾生または応募を迷っている方のために この場を借りて「どんな感じ?」的な質問の参考を書こうと思います。 ・チャレンジ精神を大切にする場所 稲船塾自体がチャレンジ的ですが、 そのような場所だからこそ積極性を大切にしていると思います。 だからこそ、入塾したらさまざまことを進んで試してみて欲しいです。 しっかり返答してくれると思います。 また応募に迷っている方、どんな方でも貴重な経験が出来ると思います。 またゲームに詳しくないと方でも、チャレンジ精神さえあれば全然OKだと思います。 私自身、ゲームの企画を書いたのは稲船塾が初めてでした。 ・稲船塾長は恐くないよ! メディアでは恐そうな印象をうけますが、 会ってみると仲良くなたいなと思わせる印象をうけました。 人生経験豊富な方なので、たくさん面白く、参考になる話をして頂けます。 【稲船塾長、小野さんと中村さん、株式会社comceptの皆様へ】 四ヶ月間大変お世話になりました。 とても貴重な経験ができたと確信しております。 この経験を武器に社会で活躍出来ればと思います。 今度会う時は、もっと成長した自分をみせれるよう頑張ります。 本当にありがとうございました。 また会える日を心待ちにしております。 ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 10:29
| 第三期
2013年、2月28日。東京・品川。
昨日までの寒さが一転して、春一番のような暖かで強い突風が 今年初めて吹いた日。 そして今回は第三期稲船塾、最後の日。 今後、第四期以後の稲船塾に入って自分を試してみたい方や、 入塾したくても何らかの事情で参加できない方のためにも、 最後の講義をできる限り詳細に振り返ります。 前半(14時~16時)は各チーム毎に分かれて最後の話し合い。 企画書を詰めて、その場でPCですぐに編集して、仕上げました。 そして後半(16時~18時)、稲船さんが登場。 いつも通りチームディレクターが各自プレゼンテーションを行うことに。 これまでと違うのは、今回がそれが与えられた「最後の機会」で あるということです。 各自緊張した面持ちのまま、プレゼン開始! いつも以上に曖昧で意味不明、何を言っているのか分からない、 冗長な説明。 冷や汗と赤面状態、焦燥しきってシドロモドロで最悪な状態に。 伝えたいことが口に出てこない。1/10も説明できていない・・・ 最後に稲船さんがジャッジ。 結果は・・・見事なくらい、「惨敗」でした。 最後なのに、今思い返しても恥ずかしいくらいに、 自分を含めて全員が何とも惨めなプレゼンでしたね。 各チームの考えた企画の完成度は意外と高く、 荒削りなアイデアだが、キラリと光る点もあるかも知れない。 今回の稲船塾のお題は「タブレットで動くアプリ」でしたが、 詰めが甘い部分は多々あるにしろ、本当に売れる可能性だって、 あるかも知れない。 これまで15回以上の小野さんの講義やダメ出しを経て、 チームメンバーの意見を取り入れて最終的に完成した企画書は、 最終的にシンプルにまとまり、我ながら自信を持って 「なかなか良い企画書になった、これなら負けない」と自負できる レベルの出来でした。 そんな自信を持って挑んだ最後のプレゼン。 しかし現実は・・・いつも通りに、失敗。 最後の最後まで、3チームとも、稲船さんの心を打つようなまともな プレゼンはまるで、できなかったのです。(30点頂きましたが) これは僕の企画力ならびに、プレゼン能力の欠如に起因するのですが、 なぜ、あそこまで惨めに失敗したのか?失敗した部分は何なのか? 本当の敗戦理由を今あらためて考えてみたいと思います。 それは稲船さんに指摘されたとおり、2点あります。 一つは、相手(この場合、社長である稲船さん)が何を望んでいるのか? 何を求めているのか?何を聞きたがっているのか?をまるで考慮していない、 「自分本位で一方的なトーク」なので、相手にとって退屈極まりない プレゼンだったから。 二つ目は、プレゼンの相手が「今回の企画に関して何も知らないという社長」 であると言う仮定の状況に「飲まれ」てしまって緊張し、混乱した結果、 本来喋りたいことがスムーズに伝えられなかったこと、です。 このゲーム企画の、ここが特徴的なアイデアなんだから、面白い。新しい。 世界観は、キャラデザは、ソーシャル性はああしたい、こうしたい・・・ あくまで「ゲームの企画のプレゼン」ですので、これらの「フック」というか、 ぜひアピールしたい特徴をしっかりと簡潔に、シンプルに説明できる状態に、 アタマの中を整理しておくことは至極当然なことです。 しかしちょっと待ってください。 あなたは自分本位になりすぎていませんか? その「プレゼンの相手」は、本当に「それを」を聞きたがっているのでしょうか? もし相手はゲーム会社の社長といえども、実はゲームに関してよく分からない (ゲームもSNSもしたことがない)、普段は数字しか見てないような経営に 携わっている人だとしたら・・・? もしその人が仕事とスケジュールに忙殺され、すごくイライラした状態の中、 わずかな時間をあなたのプレゼンに割いてくれたとしたら・・・? そんな人が、このゲームのこの部分がいちいちどうだとか、 予定調和的で退屈で、細かい仕様書みたいな一方的な話に本当に興味を持って 耳を傾けてくれるでしょうか? もちろん全く必要じゃない、という訳ではありません。 ゲームの企画なんですから、そんなのは考えておくのは「当たり前」です。 しかしもっとも重要なのは、プレゼンという行為は、 『あくまで相手があって成立する行為』なのです。 そしてプレゼンとは、その場に張り詰めた空気であり、雰囲気であり、 あなたと相手のいる空間の「全て」なのです。 自分ひとりの頭の中やチーム内だけで共有している脚本通りには決していかないのです。 自分本位じゃ、まるで通用しないと言うことです。 何ヶ月も掛けてチームの面々と話し合ったキラ星のようなアイデア、 徹夜をして血眼で作り上げた美しく立派な企画書もいいでしょう。 しかし、その場で相手に対面してLIVEで行うプレゼンテーションとは、 一生懸命魂を削って作った企画書と一体のようで、実は全く異質な 別の『生き物』だと言うことです。 では、どうしたらその得体の知れない『生き物』を制御して、 我がものに出来るのか ――。 ゲーマー的な表現でいえば、その『巨大な魔物=モンスター』に、 人生のここぞというシチュエーションで勝てるか、負けてしまうかで あなたというゲームの結末は、おおよそ全て決まってしまうのです。 以下は稲船さんから最終講義で教えてもらった 『その魔物を唯一倒すことができる、究極の●●●●●』についてのヒントを ちょっとだけ解説します。(一番重要なことは秘密だよー!!) まずあなたがその重要なプレゼンに挑む前に、その相手がどういう人で、 その人が『どのような立場の人』なのかをよく見極めておくのです。 「自分を知る」と言うことは「目的を知る」ということと同意であり、 それにはまず「相手を知る」ことから始まるのです。 あの『孫子』でも同じことを言っていますね。 そしてその相手は「何を考えているか」「何を欲しているのか」、 「あなたに何を期待して、何をその企画に望んでいるのか」を、 相手の立場になって戦略的観点から徹底的に分析し、 事前に調べ上げておくのです。 なぜ、あなたにプレゼンする機会が与えられたのか? そのプレゼンの最終的な目的、あなたのミッションとは何なのか? 深呼吸して、一度心を「空っぽ」にして静かに考えてみて下さい。 斬新で面白いゲームアイデアであることは、もちろん大歓迎です。 しかし、相手は利益を追求しなくては成り立たない「企業組織」なのですから、 ビジネスライクにその会社に具体的に貢献できる可能性はどこにあるのかを、 端的に、魅力的に説明できることも成功するプレゼンには欠かせない、 ファクターなのです。(ここ重要) それは課金方法がどうだとか、有料ダウンロードコンテンツがこうだとか、 細かいことではなくて、たとえ大風呂敷をおっぴろげても 多少の嘘を混ぜても全然オッケーなので(企画が通ったら後でいくらでも何とかなる)、 『いかに相手を虜にさせるような甘く、魅惑的な幻想を抱いてもらうか』がポイントです。 『作品が大ヒットして、ものすごーく儲かっちゃったらどうしよ~♪♪♪』 ・・・ってなことを相手が勝手に妄想しちゃったらもうプレゼンはもう『勝った』も同然です。 そして、ようやく得られたその千載一遇のプレゼンの最後に、 あなたは具体的に何を、どう情熱を持って説明すべきなのか? それらを総括して、人生を決するプレゼンテーションの最終的な極意、 『究極の●●●●●』とは一体なにか・・・? 大変申し訳ありませんが、これ以上このブログで文章で伝えることは不可能です。 それを知りたい方は、ぜひ次回の『稲船塾』に挑戦して、自ら扉を叩いてみてください。 そしてできれば僕のようにディレクターになって、一回も欠席しないで、 毎回積極的に手を挙げて、恥ずかしがらずに何でも良いので発言をして、 自分のエゴとメンバーの意見のバランスを取りながら絶妙な舵取りをして、 たとえ10分しか寝れなくても毎回新しい企画をまとめ上げて発表してみてください。 そして稲船さんを前に体当たりのプレゼンをして、どうぞ砕け散ってください。 そうすれば最後の最後に、その神髄である『究極の●●●●●』を一瞬だけ、 きっと垣間見れるはずです。僕はそれを見ることが出来ました。 チーム企画なんて別に何も出来ていなくても、誰かがやってくれるだろう。 いろいろ意見を求められても人と深く関わるのは面倒だし、 コミュニケーションとか連絡とかウザいし、あんま関わりたくない。 学校も仕事も忙しいから、できれば最後まで、聴講生、傍観者でいいや。 ・・・みたいな考えだったら、そもそもゲームのディレクターや プランナー職なんて絶対に不可能ですし、稲船塾に入っても最初から 鼻っ柱を折られますよ。 しかーし、よく考えてみてください。 稲船さんという現実のゲーム業界で活躍されている大物が、 ズブの素人たちにゲーム企画とプレゼン技術を直に指導してくれる 実践的で夢のような環境は、世界のどこを見ても存在しないはずです。 「4ヶ月といっても、たった週一回の講義で一体何が分かるの?」などと 最初から勘ぐっている人は、1,000時間の講義を受けても何も残らないでしょう。 要は、回数や時間の長さじゃないんです。 一回でもいいから、あなたの魂が震えたか、そして相手の魂が共鳴したかなんです。 (人生、ソルサクみたいなもんスよ) あなたが本気になれるなら、絶対に得られるものがあります。 Petite et accipietis, pulsate et aperietur vobis. 「眼前の扉を叩け、(新しい世界は)それを開けたいと望み、 扉を叩く者のためだけに、開く」のです。 僕にとっては、稲船さんとの出会いとプレゼンによる真剣勝負。 その毎回が最大の財産であり、人生の中でも得がたい貴重な収穫でした。 そしてこれから得たものを最大限に活用して、世界に打って出るつもりです。 で、僕は、本当はすぐにアプリ会社みたいのを起業する予定でしたが、 今回の稲船塾に参加して、特に最後の講義で考えが少し変わったので、 ちょっくら温泉にでも行った後に、またすぐに稲船さんに挑戦する予定です。 今度は、正真正銘、本当の自分の企画をプレゼンして、 「稲船敬二」の魂を揺るがせてみたいと思います。(大マジで) そんな感じなので、どうぞ楽しみに待っていてください♪ そしてチームの皆さんも、アタマがちょっとおかしな僕のワガママをいろいろ聞いてくれて、 どうもありがとうございました。 ゲーム作りで、どうにもこうにも行き詰まって、路頭に迷ったときは、 稲船塾で学んだことを思い出して、やっかい事をみんな蹴散らして前に進んでくださいね。 他のチームの人も仲良くなった人はこれからも気楽に連絡ください。 これからもいろいろ情報交換しましょう。 最後に、僕の一番好きな戯曲の台詞を紹介します。 ・・・本当の狂気とは何か? 夢に溺れて現実を見ないのも狂気かも知れない 現実のみを追って、夢を持たないのも狂気かも知れない だが、一番憎むべき狂気とは、 あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、 あるべき姿のために戦わないことだ ミゲル・デ・セルバンテス "Don Quijote de la Mancha" じゃあ、次回会うときまでGood Luckってことで! 稲船さん、小野さん、中村さん、広報の方、大塚さん、 株式会社comceptの皆さん、本当にどうもありがとうございました♪ そしてこれからも、どうぞよろしくお願いします。 ※高校、大学と中退してきた僕には、最後の修了書とPCに書いてもらった 稲船サインがほんと嬉しかったなー ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 09:17
| 第三期
稲船塾も今回で最後になりました。
正直とても寂しいです。 留年したい! 最後の感想を書かせていただきます! 稲船塾では初対面の塾生同士でチームを組み、様々な企画を稲船さんにプレゼンしてきました。 企画書の段階から人と一緒に立案した事は一度もなかったのですが、とても楽しい経験でした。 企画に対して何で?と思ったり。なるほど!と思ったり、こうすると面白いんじゃない?と提案したり。 最終的には稲船さんからは30点をもらうことができました!やったね! 稲船さんから、とても沢山の言葉を頂いてきました。 稲船塾でどんな事を学んだのか?とても一言では言い表せませんし、 稲船さんのおっしゃっていた事を自分から言葉にしようとしてもどこか本質が抜けてしまっている気がして上手く言葉にできません。 人に伝える事の大切さ。そのためにも面白さをの本質を企画者自信が理解して ゲーム会社の社長にも分かる様に言葉にしなければゲームは作れませんし ゲームになってもユーザーに伝わらなければ買ってもらえません。 まだ、自分には面白さの本質を見抜けませんし、伝えることもできません。 ですが、その大切さを稲船さんから教わりました。 今の時点ではゲーム会社で働く先輩達に勝つことは難しいと思います。 しかし、自分に負けずに壁を乗り越え続ければ面白いゲームを作れるクリエイターになれると思います。 皆さんとはいずれ、ゲームという業界のどこかで再開できると信じています。 最後に稲船さん、中村さん、小野さん、株式会社comceptの皆さんそしてチーム創世児の皆さん 本当に楽しい4ヶ月間、ありがとうございました! ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 08:22
| 第三期
こんにちは。チーム創世児の藤山です。
今回で最後の稲船塾。感慨深いです。 4か月を通して、たくさんのことを学んできました。 企画の立て方、プレゼンの難しさ重要性、アイディアの考え方etc... その他に、ゲームのことだけではなく、これから生きていく中で大切なこともたくさん教えていただきました。 なんでもいいから、自慢をすること。 自分をもう一つの視点で見ること。 人の気持ちを考えて、それに合わせた行動をとること。 塾では、ゲームの話というよりは、うまい人生の生き方の話の方が多かったような気がします。 しかし、それもこれもゲーム作りに生かせることばかり。そして、ゲームだけでは無く、 人生の糧になる、とてもためになる授業でした。 ただ、たくさんのことを教えていただきましたが、すべてを吸収できたという訳ではありません。 まだ、言葉でしか理解できていない、本当の意味で理解できていないこともあります。 ただしそれは、これからの人生の中で、確信を得られるようになると、小野さんも仰っていました。 私はこれから、ゲーム業界に飛び込んでいきます。この4か月、塾で学んできたことはこれから大いに役立っていくと思います。そして、今はまだわかっていない部分も少しずつ理解をしていき、面白いゲームを作ることが出来るように、頑張っていきたいと思います。 最後に、塾で一緒に学んできた生徒の方々、同じチームの創世児のメンバー、講師の小野さん、中村さん、そして、塾長の稲船さん。本当にありがとうございました! ▲
by inafunejuku
| 2013-03-01 07:36
| 第三期
|
ファン申請 |
||